前身のダマー映画祭inヒロシマから数えて15年の節目にあたる今年、海外からの監督も交えて盛大に開催されました。
この映画祭は、被爆から復興を遂げた広島ならではの映画祭を目指し、“ポジティブな力を持つ作品を世界中から集めた映画 祭”をコンセプトに実施しているものです。
この映画祭において当フィルム・コミッションは、上映作品の選定・誘致交渉などの段階から協力し、これまでに多くの監督と広島とのご縁をつないでいます。
今年のオープニングを飾ったのは藤井道人監督の『ヴィレッジ』(2023)。藤井監督と、主演の横浜流星さんがレッドカーペットから登場し、トークショーで映画について語っていただきました。
また、『ドライブ・マイ・カー』(2021)(広島FC支援作品)の濱口竜介監督の最新作『悪は存在しない』(2024.4.26全国公開予定)を日本初公開となるプレミア上映をしていただき、濱口監督と音楽担当の石橋英子さん、出演俳優のみなさんにもトークショーにお越しいただきました。
今年はコロナ禍を経て4年ぶりに国際短編映画コンペティションを再開し、6作品が上映され、うち5作品では監督をお招きして若い感性に振れる機会となりました。
特別招待作品や短編コンペ作品、審査員などの監督を韓国、フィリピン、メキシコ、インドネシア、ベトナムからお迎えし、国際色豊かな映画祭となりました。
映画祭の詳細情報は、広島国際映画祭公式ホームページからご覧ください。
ステージやティーチイン会場で監督が語った映画の舞台ウラなど興味深い情報が詰まっています。
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